怒濤の週末

dc3b0c82.jpg土曜日はA子の高校卒業式でした。1学年3クラスしかない田舎の中学校から、学年10クラスの都内の女子高に高校から編入。片道1時間以上かけて、くじけずに良く通えました!(あえて、よく勉強がんばりましたと言わないよ)卒業おめでとう!
式の後、都内某ホテルのワンフロア貸しきりで謝恩会がありました。A子は友人のお母さんから「謝恩会はしょぼかった」という噂を聞いて、裏のお好み焼き屋でやった小学校の謝恩会を想像したらしく、紙皿にポテチ&いかくんが盛ってある程度だと思ったらしい。
なのでごちそう山盛りのホテルのバイキング料理を見て、超舞い上がっておりました。
ステージでは生徒のアトラクションが山盛りで、まあ、豪華でしたわよ、おほほほほ。
ポテチといかくんは見当たりませんでしたねえ。
今まで話には出てくるけど顔も知らない同級生とそのお母さんを紹介し合い、楽しかったです。
しかし、そんな卒業式の印象も吹っ飛んでしまうほどのイベントが次の日曜日にありまして、
それは、
「Fishメーリングリストオフ会(焼津ミルクガニ食べ放題)」
しかも、色々お金が忙しい時期という事もあり、青春18切符を使って、一家4人往復10時間かけて日帰りで行って来ました。
最近一家で出かける事も少なくなっていたので、色んな話が出来てよかったです。
焼津でカニ漁をされている漁師さんのきもいりで、近くの公民館を借り切って総勢50人ちかくのネット上の知り合いが集まりました。
いつもならいろいろぺちゃくちゃお話に花が咲くのですが、今回はカニを食べるのが目的で行ったので、一家無口になって、カニを食べまくって来ました。
で、問題のカニなんですが、ミルクガニとは、カニ漁をされている漁師さんの命名した名前で、本当は「エゾイバラガニ」深海に住む真っ赤なカニです。茹でる前から真っ赤でとげとげがいっぱい。
http://www.zukan-bouz.com/koukakurui/tarabagani/ezoibaragani.html
蒸しガニ、カニの味噌汁、カニキムチ、カニの内子(臨終前の人間でもこれを白いごはんにかけると3杯はいけるというくらい旨いしろもの)、カニしゃぶ、焼きガニ等、カニ尽くし。。。
カニしゃぶは、生きたカニの足をみんなでいっぽんずつはさみで切って自分で、熱湯に13秒?くらい浸けてぐっとひっぱると身がするりと抜ける。表面は半分花が咲いたように開いて、生の味わいはあくまでとろりと甘い。たまりません!
なんとも残酷な食べ方ですが、そんな気持ちは一本食べた後にはすっかり消え去って、みんなハサミでもう一本切りにいきます。
足が一本もなくなったら、次ぎは胴体だけの焼きガニ。
焼きガニの匂いって、おなかぱんぱんでも、さらに食欲が湧くほど、強烈においしそうよ。
で、おいしいのです。蒸しガニより甘味を強く感じる。
だれかが、カニの身をその場でスモークにしてくれて、それも美味しかった。
カツオのさしみ、おすし、地元名産の黒はんぺんもグッドでした。
お土産にカニまでいただいて、家に帰ってそのカニの身を出すのにも熱中。
カニは楽しいねえ。。。
昨日はよく晴れていて、富士山がきれいに見えました。