エスペラント

旦那がとってる日経新聞を朝読んでたら、文化欄の記事が「エスペラント」
なつかしい。。
中学2年生の頃、英語に苦しめられていた私に友人が言った。
「あのね、エスペラントっていう世界語があるらしいよ。それさえ覚えたら英語を勉強しなくても世界中の人とはなせるんだって。一緒に習いに行こう!」
行った先は広島大学のエスペラントサークル。
さあ、これで私はぺらぺらと外国人と話ができるようになるんだ!と意欲まんまん。
しかし、
エスペラントは人工の言語なので、確かに不規則活用はなくて文法はラクだったけど、単語を覚えなきゃいけないのは英語と一緒。
発音は日本語と一緒と教えられていたのに、ヨーロッパから旅行でやってきたエスペランティスト達が喋るエスペラントは、ヨーロッパ言語なまりで、全く聞き取れず。
しかも、大学生達はエスペラントを勉強するというより、サークル活動でガールフレンド見つけるのが、そのものが目的だったようで、お子様はちょっと。。っていうムードもありまして。。。
徐々にエスペラントに対する情熱は醒めてしまいましたが、
田舎の中学生にとってはいい経験でした。大学生はとっても大人で、見てて珍しい事が多かった。
化粧をし始めたばかりで、やたら顔を真っ白にしていたおねえさん。鼻の毛穴すべてから角栓がこんにちわしてた。
山にピクニックに行くというのに、黒いストッキングにハイヒールでやってくるおねえさん。山頂に付く頃にはストッキングがずたずた。。
自分の車をすごい自慢するお兄さん。実際の車は軽のぽんこつだった。
今思えば、彼等の青春だったんですねえ。。
(まだまだ私の青春ではなかった)