赤城神社

運河の朝市でギターを弾いてからすぐ次の日だったか、
9月に一緒にライブをやるピカレ君から連絡があって、打ち合わせと練習を兼ねて、赤城神社の近くでギターを弾きませんかというお誘いが。
運河のある流山は、赤城山から山が流れて来たという伝説があり、大きな赤城神社がある。川伝いにギターの音が伝わって、それを聞いた赤城山の神様が呼んでるのかもしれないと、勝手に決め付けて行く事にしました。
そのライブが先週土曜日でした。
首都圏の高速に乗るのは初めてだったけど、頑張って運転した。
赤城山に入ると、とたんに緑が濃くなって、久しぶりに山だ~~
まず赤城神社に参拝。
境内に入ると、しゃらしゃらと水の流れる音がして、一気に気温が下がる。大きな杉の木に囲まれた、神々しい場所でした。
夜は、ピカレ君のご実家の離れに泊めていただけるという事だったので、農家なのかなと思ってたら、素敵な別荘地にある瀟洒な山荘でした!
まるでホテルのようなゲストルームに案内されて、どぎまぎ。。
ピカレ君のお母様は、地上10センチメートルに浮いてるような、明るくてかわいらしくて面白い人で、すっかり意気投合!
とりあえずピカレ君と9月のライブの打ち合わせと当日の練習をしてから、夕方の本番までしばし休憩。
ということで、一人部屋の中でギターを弾いてました。
赤城の山の中はさわやかな風が吹いてて、「未踏の原生林」を弾いたら聞いた事もないような鳥達が近くに来て鳴き交わして、環境CDのようだ。
夕方からライブ会場である雑貨店に行く。
ピカレ君のライブでは、私は太鼓やギターで何曲か伴奏しました。
途中でギターソロの「未踏の原生林」を弾かせていただいた。
その後は、杉の間伐のプロジェクトのお話。
山の中で若者達がこんな地に足のついた活動をしてるなんて感動。
それからまたピカレ君の歌。
彼の歌は自然の中が似合う。
彼の歌はなんだか祈りのようだ。
心から幸せを感じて歌ってるのが、がんがん伝わります。
9月、一緒にやるライブが楽しみだ。
それからも色々イベントがあるようでしたが、わたしとお母様は若者にはついてゆけないので、退散。
山荘に帰ってシャワーを浴びたら急に元気になって、
「他の別荘に遊びに行こう!」と言うお母様に誘われて、ギターを背負って、ランタンを下げて、満天の星空の下をすぐご近所のお友達の別荘へ。
そこのベランダからは、関東平野が見渡せるらしい。東京のビルや、遠く富士山まで見えるんだって。夜は夜景がきれいでした。
次の日は、早めに山荘を出発して、赤城神社の御神水をくんで、関越・外環、高速道路をひた走る。
帰ったときはお水はまだ冷たかったよ。
冷たいお水をごくんと飲んだら、あのひんやりした杉の大木に囲まれた神社の気配がしました。