音楽の情報量

何年か前にマコリンのワルツ4番を聞いたとき、16歳くらいの少女が社交界デビューを迎える舞踏会を鮮やかにイメージしました。
16日に増尾の駅前カフェで、夕暮れカフェギターをやります。
バリオスのワルツを弾いてみようかと。
お客様は禁じられた遊びしか知らないお年寄りが多いので、MC代わりに、ipadでうんちく紙芝居を見せてあげようと思って、色々しらべていたら、、、、
パラグアイでは、本当に女の子が15歳で結婚式のような派手な舞踏会を開くようです。
この画像を見た時に、自分がイメージしたものとのあまりの一致っぷりに、ぞくぞくしました。
そして、ゆっくりになる部分からカンパネラ部分にかけてのシーンは、甘いラブの雰囲気と鐘が鳴る幸せの絶頂のイメージがあって、結婚式のイメージとかぶっていましたが、、まさに結婚式でもワルツを踊るのだそうです。
たった5分やそこらの音の並びの中に、確実にこの風景を私は見たんです。
そして、演奏するときには、この風景を脳内にイメージしながら演奏していたのですが、
まさか本当にそんな風習があるとは、全然しらなかった。
バリオスもこういうのをイメージして作ったのなら、音楽というのは、実はものすごい情報量を伝えるコミュニケーションツールなのかも。
パラグアイという遠い国の知らない歴史の事がしりたくなった。