レオナルド・ブラーボ タンゴライブ

ことし1月、元気だった父が突然心肺停止になったと連絡があり、急いで広島に帰ったけど、意識が戻ることもなく、目の前で心臓の鼓動がとまった。
人間ってこんなにあっけなくこの世からいなくなるんだと思うと、今やりたいことをやらなくてはという気持ちになり、思い切って、念願だったレオナルド・ブラーボさんにギターを習う事にしました。
実は、初めての出会いは2008年。まだ関東には来てなかった頃だな。。
http://blog.livedoor.jp/mitaponpon/archives/51381373.html
ブラーボ先生はアルゼンチンの方なので、特にタンゴが得意で、楽譜を出版してる。
私も何年か前に買ったんだけど、いまいちどういう風にひいたらいいのかよくわからなかった。
その楽譜を演奏したCDが発売されまして、記念コンサートでした。

ブラーボ先生のお父さんも今年夏に亡くなって、でもすぐにはアルゼンチンに帰れなくて、ピアソラがアディオスノニーノを作曲したときの気持ちがよくわかったということでした。
彼のコンサートには何度かいったことあるけど、特に今回は神がかった演奏で、会場が魔法にかかったようになってました。
次の日、車でCD全曲聞いた。ひたひたと満ちてくる音楽。ギターってこんなにも情感を出せる楽器だったんだ。。
タンゴは「踊れる悲しみ」と表現されるけど、音楽がすばらしいんだね。。涙涙。。
ギターを弾く人も、弾かない人もぜひ聞いてほしい、すばらしいCDです。
http://www.gendaiguitar.com/index.php?main_page=product_info&products_id=140646