ギター三昧の日々が始まる

ギターを弾いていて、前から不得意だなあと感じる事がある。
それは、スラ―。
どんな曲でもスラ―がなかなかうまくいかない。
セビリアなんて、スラ―だらけ。アルハンブラのトリルもスラ―の一種。

考えてて、わかったことがある。

スラ―の難しさって、そもそもギターの根本的な難しさの延長上にあるんじゃないかな。

それは何かというと2つの異なる動きがシンクロしないと実現できない「協調運動」

「協調運動」の例としては、、

自転車:「バランスをとる」「足でペダルを踏む」

スキップ:「上へ飛ぶ」「前へ進む」

ギター:「左手で弦を押さえ」「右手で弾く」

こういう動きは、子どもや初心者の方がつっかかる原因。
片方ずつやれるようにギタぽんをおもいついたわけだが。

こういう装飾音の動きをよく観察すると、
1.右手で弦を弾く
2.直後に、同じ弦を左指でたたいて音をだす
3.すぐに弦の上にたたきつけたその左指で弦を弾く
4.直後に左指のポジション移動
5.同じ弦を右手で弾く

他の指でベースやリズムを刻みながら、旋律部分でこの一連の動きを正確に素早く行う必要がある。時にはトレモロの合間に!
秒単位の、協調運動の連続技や~♪(笑)

一連の音の動きはいわゆる「コブシ」の再現なので、メロディーの中で滑らかに歌う必要がある。(不器用なコブシなら無い方がましってやつ)

意識して動きを分析すると、なんとギターは複雑な事をやってるのだろう!

そもそも、普通は右手で弾くのに、いきなり左手で弾くということは、初心者に戻るということ。

あらためて自分がどういう動きをしているのか、じっくり観察してみると、面白い。

たぶん仕組みがわかったから、改善すると思う。
ギターって面白い。面白すぎ!!