成田太鼓祭り

3e613b87.jpg焼津に行く時に買った5枚つづりの「青春18切符」の最後の一枚を使っておこうと、日曜日に成田太鼓祭りに行って来ました。
メインイベントである『千願華太鼓』が10時から始まるので、まだ寝ている家族を残して、一人ででかけました。
乗り継ぎに失敗して、成田駅に着いたのは10時15分。
いつものそのそ歩いてるのに、走る走る!
参道を足早に駆け下あっていると、もう太鼓の音が聞こえてくる。もう始まってるよ!成田さんの階段を駆け上ぼる。
大本堂前広場は、人人人。
太鼓の音は参加団体を紹介している音でした。まだはじまってなかった~と一息入れる。
まもなく笛の音で旋律がはじまり、正面にすえられた、一番大きな太鼓が先頭を切ってリズムを刻む。
それに続いて参加者何百人もの太鼓がいっせいに同じリズムを叩く。
『千願華太鼓』の始まりだ。
怒涛のような太鼓の音。
広場中を埋め尽くした観客からどよめきが上がる。
この音はなんとも形容しがたい。
音というより、もう物理的な振動。
人間の体の空洞部分が全部共鳴する。
特に胸に直接響きます。
それに連動して、気持ちまで揺り動かされる。
人間って単純だね。
生きてるエネルギーが広場中にうずまく。
ひたすら気持ちよく、振動に身を任せる。
和太鼓だけでなく。沖縄のエイサー、アフリカの太鼓、スチールドラム、サンバチームなんかも参加していて、太鼓祭りの期間はあちこちの会場で演奏しています。
屋台で売ってたキュウリの漬物を齧りながら一日中あちこちの演奏聞いてました。
太鼓祭りは年々規模が大きくなっているらしく、エントリーするのも大変みたい。自然、それぞれの団体のレベルはかなり高いです。
メインイベントのひとつであるパレードでは、お互い団体の間隔がせまっているので、さながら、太鼓合戦。
こんなにおもしろいお祭りあんまりないんじゃないかな。。
「死者の書」ですっかりかびくさい死人に取り付かれていた気分だったけど、すべて払い落としてきました。