スタイルを直す

いや、体型ではなく、ギターの演奏スタイルです。
私は先生について習うという事が苦手。
小さい頃から習い事は全部だめでした。
日本舞踊、オルガン、ピアノ、お習字、そろばん、どれもこれも大嫌い。手をとって教えられるとその手を振りほどいて裸足で逃げて行く。そんな風でどれも長続きしない。
続いたのは絵画教室だけ。やさしい日本画のおばちゃん先生で、自由に描かせてくれて、ポイントでちょいちょいとアドバイスをくれ、直してくれるだけ。断続的に幼稚園から高校まで習ってました。というか、遊びに行ってました。
ギターは完全に我流です。
中学校の頃からセゴビアの二枚組LPをすり減る程聞いて、その曲の楽譜を買って我流で弾く。
大学でマンドリンクラブに出会ってから、体育会系の練習に汗を流し、とにかく量だけは弾いたので、楽譜の初見もきくし、自分では弾ける方だと思ってた。
でもある壁があって、どうしても超えられなかった20代。
指も痛めちゃったし。。
今回ちょっと我慢して細かいところ、音の出し方から見てもらってます。
右手首の角度、弦に当る時の指先のちょっとした角度。弦から指の離れる瞬間の力の抜き方。
左手の形。
しつこい程に細かいけど、たしかに先生の音は違う。
実は、まだ先生の演奏をきいた事もないし、いったい本当にどの程度のプロなのかもしらないんだけど、何度かレッスンを受けるうちに、ちょっと変った人だけど、信頼できる人だなと感じています。
なぜ成功したのかもわからないけど、10回のうち2回くらいは芯のある深い音が出始めた。
直せないけど、自分の欠点が見えて来た。
不思議な事なんですが、この欠点っていうのは、自分の性格に深く結びついてるんですねえ。。
丁寧さがたりない
乱暴である
力まかせにむりやりこなしてる
気が短い
こりゃひとつ修行だと思って、子供の頃から逃げ続けて来た「丹念な練習」というものをやってみようかなと思ってます。
今は仕事忙しくて手が付けられないけどね!