イノセンス

娘が攻殻機動隊の続編「イノセンス」のオリジナルサントラをiTuneに入れてたので何気に聞いてたらあんまりカッコイイので劇場版がみたくなった。
youtubeで見ました。
少佐もタチコマも出てこない。
バトーさんが主人公。
http://www.innocence-movie.jp/story.html
虚無感と絶望感と映像の美しさと音楽の素晴らしさ、そしてバトーさんにやられました。
見終わった後に涙流れてました。
命とはなにか、ゴーストとはなにか、心とはなにか、愛とはなにか。
ゴーストとなってネットの中に溶け込んだ素子が最後に「あなたがネットに繋ぐ時、私はいつもそばにいる」と言うのを聞いて、アウシュビッツ収容所から生還した心理学者フランクルの書いた「夜と霧」という本を思い出しました。
フランクルが、別々の収容所に引き裂かれた生死もわからない妻の存在を確かに感じる部分。 (実はすでに亡くなっていたのだが。)
愛がなければ生きていけない。
愛さえあれば生きてゆける。
日本のアニメすごいわ。