マンドリンと暗黒舞踏

今日は録音練習でへこんだ気持ちをかかえ、コンコルのマンドリン定期演奏会へ。ローネが2台コントラバスが4台もいる。2部の頭までしか聞かなかったけど、加賀城浩光の「Promenade三つの風景」がよかったです。
低音系が美しい曲。コントラバスがきれいに響いてました。
わたし、もともとコントラバス弾きなのでそのへん、気になる。
コンコルは選曲みてもポピュラー入ってなくて好ましいです。
(実はマンドリン合奏でポピュラーやるの好きじゃない。)
今度は新宿へ移動して、開座『金締ぐじ』
暗黒舞踏とコンテンポラリーダンスの舞台でアコーディオンのらくちゃんが出演。
らくちゃんも前回同様ぶれが無くいい演奏。
パーカッションが大音量で空間を埋めてゆく。
コンテンポラリーダンスの女の子の後ろからライトに照らされて筋肉を輝かせながらおどろおどろしく湧き出てくる金粉の若者たち。おそろしいけど美しい。
岡庭さんと六さんの二人のダンスもやはりステキです。
ここで前回も私はやられちゃったんです。
なんだろう?こういう世界好きです。見てるだけなのに舞台に自分を預けて開放される感じがする。
終った後で、らくちゃんつながりの顔見知りの人たちとお茶しながらだべってました。
一人はクルド問題のジャーナリストの女性。ついこの前まで東京新聞の夕刊でコラム連載してた人。後は版画家のすーさんとイラストレータの男性。みんなクリエイティブな人たち。かっこいいねえ。
そのうちイラストレーターの男性とSF話で盛り上がる。
ここにもベスターを知ってる人がいた。wakaさんに次いで2人目だ。じゃあバラードなんかもすき?結晶世界いいよね。ああ僕はあれを読んで絵が変わりました。だって~~~~
電車でクルドの姉さんと一緒にしゃべりながら帰ったけど、彼女、音大のピアノ科で、卒業演奏はバッハのシャコンヌやったって。バッハは音楽的にすごいんだってうるうるした目で力説してました。youtubeでセゴビアがクラシックギターで弾いてるよって教えてあげた。でも、彼女のシャコンヌも聞いてみたいなあ。
らくちゃんの周りにはやっぱり濃い人が多い。