デビュー40周年記念「萩尾望都原画展」

095d9e68.jpgまたまた行ってきました、「萩尾望都原画展
初日は、香水がほしくて気が焦ってグッズコーナーに行っちゃって、ポーのあたりはおちついて見てなかったので。。
土日はすごい盛況だったらしいけど、今日はゆったり。
たっぷりと見ることできました。
さすがに2回目なので、泣きそうにはならなくて、、
冷静な目でじろじろと鑑賞してきました。
初期から読んでて、どうしても絵柄を受け付けなくなった時期があったんだけど、年代を追ってみてたら理由がわかった。
その時期には、人物の描き方が、より実物の比率に近づいてたみたい。
頭でっかちでお目目キラキラの記号としての漫画の絵に慣れていたわたしには、受け入れられなかったのかも。
それに、くっきりした線画じゃなくて、絵画っぽくなってたので、印刷物としてみたときにぼやけて見えたのかも知れない。
実物を見ると、、絵画として素晴らしいです。
今回は、漫画を舞台化した劇団のコーナーでちょっと座ってくつろぎながらビデオ見てたんですが、、
バッハの音楽で、台詞は聞こえない舞台の映像だけが流れてたんですけど、、その場面の台詞が全部わかる自分にあきれる。
マニアじゃなくて、やっぱりオタクかも。
「トーマの心臓」検定とかあったら、高得点とれると思うよ。
しかし、二次元を舞台化するのがどれだけ危険な事か、よーくわかるコーナーでした。痛すぎ。。
あきもせずグッズコーナーで色々あさって、「アメリカンパイ」「訪問者」を買う。
実家には、両方とも、掲載してあった雑誌を切り抜いて編集したものはあるけど、コミックはもってなかったので。。
そして絵葉書を一枚。トーマとお父さんが語り合っている場面。「どうして神様は、そんなさびしいものに人間をおつくりになったの?ひとりでは生きていけないように」「それは人間が永遠であるというしるしだよ」ううむ、深い。
時間もわすれて見入っていたのでおなかぺこぺこ。
お昼ごはんをたべたかったので、帰り道、一度行ってみたかった巣鴨で降りました。
そこで、老人達が列を作っていた食堂に入る。
アジフライ定食。
冷奴とお味噌汁、揚げたてホクホクのアジフライ3枚ついてて、650円。非常に満足しました。
刺抜き地蔵にも参ってきたよ。
あ~まんぞくまんぞく。
心のトゲがスポスポぬけまくりましたぞ。。