語りたい事がありすぎて。。溢れるものが音楽になる

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去年の冬に買った2鉢のシクラメン、
いつも枯らしちゃうけど、今年はなんとか夏を乗りきった。
秋になってから、大きな鉢に植え替えたら、、1つは次々と葉を広げるのに、
1つは死んでしまった。
生きるか死ぬか、理由はあるんだろうけど、運なのかな。。
さて、来週のライブ、12歩展という合同展の企画ライブなんだけど、この仲間に入るに至った事をMCで説明しようとしていたら、言葉が溢れすぎて、限られた時間内ではおさまらない。音楽で表現するしかないんだろう。
でも、とりあえず、記録として、ここに書いておこう。
12年前、合同展が始まった頃、私は鹿児島にいました。
本当は旦那だけ単身赴任のつもりだったけど、私が色々八方塞りで、転勤を口実に柏から逃げ出したたというのが本音。
子供の学校の事もあったけど、自分の仕事が一番のストレスだったのは間違いない。
鹿児島に行って、120%負荷のかかっていた生活から、いきなり負荷ゼロになって、気持ちが落ちてしまった。
数ヶ月は寝てばかり。
引越し前に3ヶ月だけジャンベを習いに行って、仕事帰りに2時間くらい叩き続けていると帰りにはすっきりしたのを思い出して楽器屋にジャンベを買いに行った。
そして、そこで小さなギター(ギタレレ)を見つけそれも買った。
楽器屋さん主催のグループで、何度かジャンベサークルに行ったけど、それよりも、一人でギタレレを弾く方が心が静まった。
柏に戻り、しっぽ♪達と沖縄音楽やるようになって、2004年にストリート系のオーディションで最終審査に残った縁で、ライブハウスやお祭り等ステージで弾くようになっていった。
この頃に版画家大野さんの宴会に呼ばれて、このグループの人達との縁が生じた。
ステージは楽しかったけど、左手が壊れてたので、本番で張り切るたびに腫れて痛む。
そんな時、同窓会で再会した友人の弟が、たまたま手の外科の専門で、ヨーロッパから帰ってきたばかりだからと紹介され、手術したのが、2005年。
手が楽に動くようになったら、今度はギターの技術そのものをなんとかしたくて、
たまたま入ったギター教室はクラシックギターの教室だった。それが2006年
バンドで伴奏するためにギターのスキルを磨きたかっただけなのに、いつのまにかバンドからは遠ざかり、クラシックギターソロにのめり込む。
去年初めてクラシックギターのコンペで銀賞と敢闘賞、今年はコンクールで4位もらい、念願の新しいギターも手に入れた。
こんなにエネルギーと時間とお金を注ぎ込んだギターで何か出来ないかしらと思って始めた歌声喫茶は、2年間続けた。伴奏出来る曲が180曲に達した頃、もう楽譜がなくても即興で伴奏出来る自分がいた。
ジャズバンドでも何度か演奏して、コードって面白いなって思った。
「流し」にもギタレレ一本で出たけど、究極の修行だと思ったよ。
カフェでギターを弾くのもけっこう続けてる。
私がギタレレ弾くの見て、教えてくれと頼まれて、超初心者に教え始めたのが2年前。
気が付けば、今は音楽どっぷり。
そんな12年間だったのです。
今週ライブ、小さな会場での小さいライブだけど、私にとっては記念的な意味があります。
ギタレレとギターで、この12年間に出会ったなつかしい曲を弾きます。
シチリアーナ・スペイン舞曲第五番・禁じられた遊び(前奏サラバンド付き)・バリオスワルツ4番など。
他に二胡と一緒に、「カバレリア ルスティカーナ」
後半は本格的な二胡オリジナル曲の数々です。
まだお席ありますので、来てね~(出来たらメールで予約お願いします)