ブラボー! ヤボルカイ兄弟

用事で行けなくなった友人からいただいたチケットで、はるばる吉祥寺まで行って来ました。
いや~~~すばらしい!
ヤボルカイ兄弟
ジプシーの家系に生まれ、3歳からバイオリンを弾き、5歳でコンサート開いたと言う。
プロフィールはリンクをみてもらうとして、、物ごころつくころから人前でパフォーマンスをしていた人というのがよくわかる演奏でした。
わたしが好きな、生きている音楽よ!
クラシック芸術とお高くとまってない、芸能の香りがする。
でも、これこそが芸術だ!
パッサカリアで呼吸も忘れるほど心奪われた。なんという情感!!
曲も、民俗的な曲が多くて、どれも何か日本の情緒に通じるものがあり、
でも、若者らしく、ヘビメタのようなパワフルな演奏で、圧倒されました。
客席が一体になって、大盛り上がり。
これって普通のクラシックコンサートじゃないよ。
彼らのバイオリンは、、映画「インタビューウィズバンパイア」で、レスタトが浜辺でジプシーの弾くバイオリンを手に取ってすごい勢いで弾くシーンがあるけど、まさにそれ!!
古代のバンパイアの女王をも目覚めさせる音楽パワー。
兄ちゃんのバイオリンが派手だけど、弟のチェロも素晴らしかった。
消してぶれないテクニックの上に乗る音楽性。。なんだか溜息です。
プログラム
ハイドン:バイオリンとチェロのための二重奏 ⅠⅡⅢ
コダーイ:バイオリンとチェロのための二重奏 ⅠⅡⅢ
パガニーニ24のカプリスより9番
カサド:無伴奏チェロ組曲より第3楽章
エルンスト:「夏の名残のバラ」変奏曲
ヴィエニャフスキ:エチュードカプリス1・4
バルトーク:ルーマニア民族舞曲集
ハルヴォルセン:パッサカリア
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
リムスキーコルサコフ:熊蜂の飛行
アンコール
剣の舞
浜辺の歌
もうひとつは、、鳥が鳴くようなおもしろい曲で、いわゆるおしゃべりバイオリン
兄弟がバイオリンでしゃべる喋る!!おもしろかった。