あまちゃん

あまちゃんおわっちゃった。
ドラマの中で太巻きさんが手作りの「あまカフェ」を見て言うせりふを思い出す。
「素人でもないプロでもない、まさにアマチュア!」
あまちゃんの「あま」は海女でもあるけど、「アマチュア」の意味もあったんだね。
最近貸してもらって、内田善美の最後のマンガ読みました。
彼女はプロになりきれなかったアマチュアだったのかなあと思った。
今の子供達がコミケでやってる、二次創作とちょっと似た面がある。
どの場面も、萩尾望都のマンガのシーンを思い出してしまう。
でも、彼女の場合はリスペクトってやつ。本質を理解して切り口を変えて表現している。
その後発表された萩尾望都のマンガのテーマに共通するもがあったり。
あの時代の青臭い空気そのもの。
まあ、その道は、全ての芸術のプロフェッショナルの通ってきた道でもある。
完全なるオリジナルは狂人の戯言になりかねない。
アマチュアって、プロより下っていうイメージあったけど、ある意味プロを超える部分もある。
それは、純粋さにおいて、熱さにおいて。
作品の到達レベルはプロもアマも境目がない。
ただ、総合的なクオリティーを長期間キープできるかどうかだけが問題。
そして、それが商業的に成功するかどうかだけが、プロとアマの違い。
食えないプロが増えてる今、プロとアマの境目はよくわからないけど、
アマチュアの熱さを持ったプロがホンモノのプロと思う。