戦後60年
私の父親は原爆がおちた当時14歳で、運良く被爆をまぬがれた人です。
ちょっと状況が変わっていたら、私は存在しないわけ。
もうすぐ8月6日がやってきます。ここらでは普段どおりの時間が過ぎてゆきますが、広島では原爆が爆発した時間にサイレンが鳴り響き、みんなで黙祷をささげます。
やったほうは忘れるけど、やられた方は忘れないってやつですね。
それにしても、戦後60年。そろそろ覚えてる人たちも少なくなってきた頃です。
10年前にウチの父が書いた文章がラジオで流れた事があって、たまたまそれが出てきたのでアップしました。昔の中学生のシンプルな作文ですが、よかったら聞いてみてください。
ディスカッション
コメント一覧
なんか 私のところにも来た書き込みが上に・・・。
父上の作文を聞いたよ。
人の生死の境めを体験した人の話は
心にジンと来るものがあるね。
おばから東京大空襲の話を聞いたことがあるけど、
本よりTVより心に響いた記憶がある。
語り継ぐ事の大切さを感じるね。
聞いてくれてありがとう。
「日本人はいつアメリカに報復するんですか?」とイラク人に聞かれたという話をどこかで読んだけど、今の日本人でアメリカに報復しようという考えはないですねえ。
原爆も大きい災害に襲われたという感じに表現する人が多い。でも、基地も近くにあるうちの辺りでは地元の老人達はいまだアメリカ人を進駐軍といい、いい感情はもってない。
やられた思いって消えないって事。それは、アジア対日本でも同じだって覚えておかないといけないよね。