イノセンス(攻殻機動隊2)
昨日から頭の中で鳴ってるのは、イノセンスのテーマ曲「follow me」
「アランフェス協奏曲」の第2楽章に歌詞をつけて、伊藤君子さんがジャジーに歌ったもの。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/ghibli/cnt_interview_ito.htm
観客が席をたたなかった気持ちわかります。
原曲の「アランフェス」はギターとオーケストラの協奏曲で、歌はついていません。
でもあのあまりにも有名な旋律は、だれが聞いても悲しみと救いを求める人間の感情を感じるはず。
何年か前、テレビ放映されてたドキュメンタリー映画「Shadows And Light: Rodrigo At 90」を見て初めて、そこには作曲家ロドリゴの実体験がこめられていたことを知りました。
盲目の作曲家ホアキン・ロドリゴはピアニストの妻と初めての子供を授かったが、残念な事に子供は死産になり、妻の命も危ないと聞かされた。2楽章は病院から家に帰って一気に書き上げた曲だそうです。
ジャラン、ジャランと一定のリズムを刻むギターは心臓の音。
不幸をもたらした神に対して憤り、妻の命だけは救ってくださいと神に祈る、心乱される旋律。
2楽章の終わり、バイオリンの旋律は上へ上へと上って、清らかに昇天して行く子供の魂を表現しているそうです。
もともと命と魂(ゴースト)がテーマの曲なのでした。
ディスカッション
コメント一覧
音喰らう脳髄[6]心在る場所/モモヨ(リザード)
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20060912140300.html
みたぽんさんには興味深いかも。
既にご存知ならごめんなさい。
アドレスでは出てきませんね。
題名をコピペして、どうぞ。
私の書き込みにはお返事は無用です。
>クマノミさん
コメントありがとうございます。
自分のブログだけはチェックしてるんですけど、巡回するすべてのブログの過去までチェックできないんですよ。。。
「フレンチブルのももよちゃん事件」初めて知りました。
坂東眞砂子の子猫虐殺事件もそうですが、
動物に心があると認めたとしてもこういう人達は殺っちゃうかも。