サイレントギター でびゅー
いってきました<<あきら展>>
これは、19歳で突然交通事故で息子さんを亡くしたオーナーが息子さんの名前をつけたギャラリーを開いて、毎年やっている展覧会なんです。息子さんは絵の道を目指していたということ。オーナーと版画家の大野さんは犬の散歩友達として知り合ったらしい。
「毎年の「あきら展」を通じて色んな人が縁を結んでいるのを見ると、息子がまだ人と人をつなぐ役割を生きていると感じられてとてもうれしい」とはオーナー談。
確かに、この展覧会を通じてイラストレーターや絵描きさん、音楽家などが交流してあたらしいコラボがあちこちで始まってます。人の出会いって面白いですね。
去年のあきら展は3月4日サンシンの日だったので、沖縄病のしっぽ♪は不参加だったけど、今年はずれてたので、久々アンマーズで演奏です。涙そうそう、クイチャー、その他もろもろ。。
次はギターで歌の伴奏
「野に咲く花のように」、「ビリーブ 」
女性のうち一人は大野さんの奥さん。
彼女等は学校の合唱部で一緒だったんだって。
声もよく出ててとてもよかったです。
久々に会ったオカリナの男性に、「みたぽんギターの腕あがったね」って言われたけど、それはサイレントギターとアンプのせい。だって、リバーブ最大、コーラスちょびっとかけたからね!
そして、お待ちかねの馬頭琴集団!
このおばちゃま達、衣装は本格的なんだけど、習い始めて間もないということで、そのギャップに笑える。でも本当に一生懸命でかわいいんだよ。
そして、馬頭琴の先生の演奏。
乾いた草原のにおいがするようなステキな演奏でした。
モンゴルに行ってみたくなったよ。
次にオカリナとギター
この2人もオカリナがめいっぱい歌い、ギターが正確に刻むタイプで、息もぴったりでいいんだよね~~。
宴会が盛り上がってからは、またしっぽ♪といろいろやって、馬頭琴の先生と太鼓でセッションやったり、大いに遊びました~♪
私は大野さんの版画を一枚買いました。
「しあわせになる よし!」っていうねこ版画。
これはめいっこと入院中のbabyに送るつもり。
大野さんの版画って素敵な言葉がはいっているし、買いやすい値段だから、ちょっと人に送るのにいいです。
今年の演奏のお礼で貰った版画は、「ウは宇宙船のウ」大好きなブラッドベリの短編の題と同じだね!
11日までやってるからもう一度載せておきます。
<<あきら展>>
『心のワクチン7種混合』
2007年3月3日(土)~11日(日)
ディスカッション
コメント一覧
スーホの白い馬だね。
生で聞けるなんて、うらやましいな。
モンゴルにも是非行ってみたいよ!
でも、羊をまるごと食べられるかどうか非常に心配なんだよね。
「R is for rocket」だっけ?
ずっと借りっぱなしだったような気がする。
すまん・・・。
馬頭琴。
弓が馬のしっぽの毛というのは、バイオリン族と同じなんだけど、弦そのものも馬のしっぽの毛束。
だから、音が出始める前にざ~~っという摩擦音がするの。
それがなんだか乾いた草原のような、風のような雰囲気をかもし出すんだよ。音自体はチェロっぽい。
一度男性がホーミーを歌いながら馬頭琴を弾くのを見たけど、かなり迫力がありました。
ブラッドベリ貸してたっけ?そりゃ私の好みをおしつけたんでしょう。
小学校から同じような本を読みながら同じように育ったようでも、微妙に嗜好はちがうもんね。
「スーホの白い馬」
ある日、遊牧民の少年スーホは群れからはぐれた白い仔馬を拾い、その仔馬を育てる。それから数年後、領主が自分の娘の結婚相手を探すため競馬大会を開く。スーホは立派に成長した白い馬に乗り、見事競馬大会で優勝する。しかし、領主は貧しいスーホを娘とは結婚させず、さらには白い馬を自分に渡すよう命令する。だが、スーホはその命令を拒否し、領主の家来達に暴行され命辛々家へ辿り着くが、白い馬を失った悲しみは消えなかった。 その頃、白い馬は領主が宴会をしている隙を突いて逃げ出すが、その際家来達の放った矢が体中に刺さりスーホの所へ戻った時には弱りきっていた。そこで白い馬は自分の死体を使って楽器を作るよう言い残して息絶える。そうして出来たのが馬頭琴であった……。
この話を読むたびに涙が・・・。
日本にも馬と人間の深い関わりのお話あります。
http://home.cilas.net/yunami/monogatari/toonomonogatari.html
高校の頃に民俗学にかぶれてた友人に教えてもらった柳田国男の遠野物語から。。